ご相談事例
固定資産税を滞納していても、任意売却は可能か?
投稿日:2017/03/23 更新日:2023/07/24
こんにちは、(社)任意売却公正協会「住宅ローン無料相談センター」 代表の高倉です。
横浜市神奈川区在住の方より「固定資産税を滞納していても任意売却は可能か?」というご相談内容でした。
ご相談者は固定資産税を滞納しており、神奈川区役所に差押えを付けられていたので、固定資産税の分納を少しずつ進めてそれから任意売却を開始する予定でした。
ところが、私が所有する同じマンション内で相場より高い部屋が売却に出ていたのを発見。
「その高い部屋と比べられれば安くかんじるのでは?」と期待し、住宅ローン返済と税金納付を含めたチャレンジ価格で任意売却ではなく通常売却を行っていました。
半年間、売却活動
すでに半年近く売却活動を行っていましたが、マンション内のもう一つの部屋は2880万円から100万円値下げし2780万円に変更したものの、まだ強気な価格設定です。
こちらの部屋は、ほぼ専有面積が同じで2580万円でした。
難しいかと思っていたところ、相手の部屋が売却を止めてしまいました。
こちらも諦めようと思っていたところ、もう一つの部屋が終了してしまったと思われたのか何とお客様に気に入ってもらえました!
さらに指値交渉が少しあったものの、販売開始より半年経過しているので住宅ローンの残債と税金も少なくなっており、買主さんの希望価格にも対応できました。
ご相談者も任意売却ではなく通常売却ができそうなので、喜んでもらっています。
平行して固定資産税の滞納計算書を神奈川区区役所に依頼。
また契約書作成に向け動いていきます。
後は買主さんの住宅ローン審査が通るのを願うだけです!!
他の方がどんなご相談をしているかは、ご相談例で紹介していますのでご参考にしてください。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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