自己破産したくない方へ

注意! 任意売却=自己破産
ではありません「任意売却をしたら自己破産をしないと
いけないんですよね?」

これは私が任意売却の相談を受ける中で、もっとも多い相談の一つです。
ほとんどの方が任意売却をする事は自己破産をする事だと考えています。
でも、これは大きな誤解です。
そもそも任意売却と自己破産は全くの別物の制度です。 任意売却をしたからといって自己破産する必要はありません。
それどころか、早いうちに任意売却をする事で借金を最小限にできるので、 自己破産のリスクを下げる事さえできます。
でも、多くの方は、任意売却=自己破産 だと勘違いをしています。
その結果、自己破産をしたくないという思いから任意売却を躊躇し先延ばしにしてしまうので、
借金が膨らみ続け、状況がどんどん悪くなっていっていきます。
そして、したくなかったはずの自己破産をせざるをえなくなってしまう方も少なくありません。

なぜ多くの人が
「任意売却=自己破産」
と間違えてしまうのか?

相談者の方に、「なぜ任意売却が自己破産だと
勘違いしてしまったのか?」
その理由を伺ったところ、特に多かったのが
以下の2つの理由でした。

一つは不動産会社に相談した所、任意売却=自己破産という
間違った知識を教えられてしまったケースです。

任意売却のノウハウがない不動産会社では、お客さんに任意売却を選択されてしまうと仕事になりません。
そこで、自分たちの仕事につなげるために 「任意売却をすると自己破産になりますよ」といったセールストークをして 通常売却に誘導しようとするケースがあります。
(※決して全ての不動産会社がこうだという訳ではありません)

誰もが自己破産は避けたいので、任意売却=自己破産だと聞いてしまうと、ほとんどの人は通常売却をしようと考えます。
しかし、住宅ローン残高より売却額が低い場合、任意売却以外では、残高と売却額の差額分を用意しないと売却する事はできません。

その差額は数百万円単位になる事も多く、ほとんどの人は差額を準備できません。
そのため、いつまでも売却できず、状況が悪化していくケースがあります。

もう一つは弁護士に相談した際に、任意売却をしたら残債が
多く残るので結局自己破産をしないといけない、と言われて
しまっていた事です。

任意売却をしても、残った住宅ローンの残債は引き続き支払っていく必要があります。
そのため、売却をしたけど残債が多く残ったために結局自己破産をしてしまうというケースは確かにあります。

その部分を指摘し、自己破産の選択を進める弁護士さんがおられます。
そしてその通りに自己破産をしてしまう人がいます。

しかし実は、住宅ローンの残債は金融機関と交渉を行えば生活に支障が無いレベルまでかなり圧縮する事ができます。場合によっては残債を支払う必要がなくなる場合さえあるほどです。

そのため、任意売却をしても自己破産をする必要はありません。

不動産会社から間違った情報を伝えられてしまう事、
弁護士から任意売却をしても結局は自己破産をしないと
いけないと言われてしまう事。

これらの2つの理由から、任意売却=自己破産だと勘違いをしてしまい、 余計に状況が悪化したり、しなくてもいい自己破産をされる方がおられます。
このように正しい知識や対策を知らないことで不必要な苦労をしたり、逆に借金が増え、しなくてすむ自己破産をしてしまうなど、大きなリスクを抱える事になります。
正しい知識を身につける事が、住宅ローンの悩みを解決する第一歩です。
しつこい営業等は一切ありませんので、まずは一度ご相談下さい。

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