ご相談事例
固定資産税を滞納していても、任意売却は可能か?
投稿日:2017/03/23 更新日:2022/08/19
こんにちは、
(社)任意売却公正協会「住宅ローン無料相談センター」 代表の高倉です。
横浜市神奈川区在住の方より
ご相談内容でした。
ご相談者は、固定資産税を滞納しており
神奈川区役所に差押えを付けられていたので
固定資産税の分納を少しずつ進めて
それから任意売却を開始する予定でした。
ところが私が所有する同じマンション内で
相場より高い部屋が売却に出ていたのを発見。
「その高い部屋と比べられれば安くかんじるのでは?」と期待し
住宅ローン返済と税金納付を含めた
チャレンジ価格で任意売却ではなく通常売却を行っていました。
◎半年間、売却活動
すでに半年近く売却活動を行っていましたが
マンション内のもう一つの部屋は、
2880万円から100万円値下げし2780万円に変更したものの
まだ強気な価格設定です。
こちらの部屋は、ほぼ専有面積が同じで2580万円でした。
難しいかと思っていたところ
相手の部屋が売却を止めてしまいました。
こちらも諦めようと思っていたところ
もう一つの部屋が終了してしまったと思われたのか
何とお客様に気に入ってもらえました!
さらに指値交渉が少しあったものの
販売開始より半年経過しているので
住宅ローンの残債と税金も少なくなっており
買主さんの希望価格にも対応できました。
ご相談者も任意売却ではなく通常売却ができそうなので
喜んでもらっています。
平行して固定資産税の滞納計算書を神奈川区区役所に依頼。
また契約書作成に向け動いていきます。
後は買主さんの住宅ローン審査が通るのを願うだけです!!
他の方がどんなご相談をしているかは、
ご相談例で紹介していますのでご参考にしてください。