ご相談事例

不動産担保ローンで任意売却の回避 住宅ローン完済

こんにちは、

(社)任意売却公正協会 代表の高倉です。

 

横浜市緑区在住のご相談者は、

収入減と奥様の病気により住宅ローン返済が厳しくなり

任意売却を行う予定でした。

 

〇不動産担保ローンのアイディア

ところが「不動産担保ローン」で融資を受け通常売却をすることになりました。

 

不動産担保ローンの担保物件は、奥様の瀬谷区にあるご実家です。

親御様が娘の家族の為と思い協力してもらいました。

 

ご実家は、一戸建てです。

すでに住宅ローンは完済していますがどのくらい評価が出るか問題でした。

 

〇一戸建ての内容

土地面積:100㎡弱

建物面積:85㎡

築年数:築31年(木造)

交通便:相鉄線の最寄り駅より徒歩10分

 

担保評価は、売却相場ではなく

金融機関の評価になります。

 

評価方法は、金融機関によってことなりますが

  • ・市場相場
  • ・路線価
  • ・建築基準など法に適合する不動産か?

などを評価してさらに「掛け目」が加えられます。

 

これは、返済が出来なくなった際に

右から左に売却できる金額を設定されます。

 

また不動産競売になってしまっても

確実に回収できる貸出額になります。

 

例えば

1,000万円の評価だとして

掛け目70%とすると

1,000万円×70%=700万円です。

 

ご相談者のご実家は、希望500万円以上の評価が無事でました。

 

そこで緑区のご自宅は、通常売却だと不足400万円ぐらいでしたので

これで売却活動に入れます。

 

実際に不動産担保ローンでお金を用意するのは、

緑区の自宅を売却するタイミングですので

現時点は、借りられるのが分かれば問題ありません。

 

これで緑区の一戸建てを売却活動に入ります。

 

早期に高く売却するのが当協会の役目です!!