ご相談事例
競売の連絡があり、対策を教えて欲しい! その②
投稿日:2016/10/31 更新日:2023/07/12
こんにちは、一般社団法人任意売却公正協会 代表の高倉です。
昨日、横浜市磯子区の小西様(仮名)から「銀行から競売の連絡通知が入り、どう対策すればいいか?」とご相談を受け、横浜市磯子区のマンションへ伺いました。
裁判所から競売の通知(担保不動産競売開始決定)が届いてしまっているので、任意売却で進めるしかこの流れを解決できません。
事前対策は、
① 住宅ローン残債額の確認
② マンションの売却査定
③ 銀行が任意売却をさせてくれるか?
さっそく小西さんがベストな任意売却ができるように準備開始しました。
まず②、磯子のマンションを売却査定。
同じマンション内でも成約事例があり、周辺の売却事例も合わせて確認します。
磯子のマンションの査定は、1,800万円ぐらいでした。
① の住宅ローン残高は、競売の通知(担保不動産競売開始決定)を見て確認。
元金が2,300万円、遅延損害金14%で約150万円ほどです。
① 合計2,450万円 < ②市場相場1,800万円
住宅ローン残高より市場相場の方が低いので、任意売却で債務を一部残す方法しかありません。
最後に③、銀行は土日が休みなので、本日連絡をして任意売却をさせてくれるか確認です。
小西さんの名前、住所を伝えやっと担当者に回されました。
担当者は「任意売却をする場合の流れは…」など回りくどい!
結局、任意売却はできるとの返事でした。
ただ競売の落札される1カ月前までに任意売却を完了させる条件です。
「予想通りなので問題なし!」
小西さんに今後の任意売却の流れを説明しました。
競売が開始されているので時間との闘いです。
早速、任意売却活動を開始です。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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