ご相談事例
横浜市港北区から 「任意売却とは、住宅ローン困難者?」
投稿日:2017/03/02 更新日:2022/08/19
こんにちは、
(社)任意売却公正協会 代表の高倉です。
横浜市港北区在住の方より
ご相談のお電話を頂戴し
数日後に直接面談をいたしました。
ご相談者の武藤さん(仮名)は、横浜市港北区の一戸建てに住んでいます。
武藤さんは、60歳となり定年になり
現在は、嘱託として働いていますが、
以前の収入の3分の2ほどに収入減。
今までの感覚で生活していたら
貯蓄も底をつき固定資産税を滞納している状況。
ついにご自宅に港北区役所より差押えを付けられてしまい
ご不安になり当協会へ連絡をいただきました。
武藤さんは、港北区役所に出向いて
収入額、住宅ローン返済額、学費を
詳しく説明しても聞き流すような態度。
「住宅ローン返済もあり税金が厳しいので少し待って欲しい」と
お願いしたところ
「住宅ローンが困難者は一戸建てを売ればいい」と言われたそうです。
武藤さんは、「マイホームを売って税金を納めろ」と言う態度に
憤慨したそうですが
「他の人は払っている」
「公平性のかける」と言われてしまい
とりあえず自宅に戻ってきたそうです。
税金は、
- ・自己破産しても返済義務があること
- ・延滞税もかかり膨れ上がってしまこと
- ・公売のリスクがあること
などを説明しました。
武藤さんの一戸建の査定をしてみると
ざっと4000万円です。
残債は、約2300万円なので
売却すれば手元に約1600万残り
税金を払ってもまだ手元に残ります。
売却以外に方法がないかとおっしゃるので
投資家などに購入してもらい
住宅ローン返済の変わりに賃料を払う
リースバックをご提案しました。
評価がどのくらいでるかを査定してみることで
次回、結果をご報告することになりました。