ご相談事例
離婚で切れない絆。
投稿日:2015/12/16 更新日:2023/06/25
JR根岸線「洋光台」駅にご相談に行ってきました。
洋光台駅の駅舎は、こんなに小さかったでしたか? まわりの団地や建物と比べると小さく感じます。
ご相談内容は、一戸建てを4年前に購入されましたが離婚され、その奥様からのご相談でした。
問題は住宅ローンをご主人様で組まれていますが、ご夫婦収入合算で購入された為、奥様が保証人になっています。
すでにご夫婦は別居されており、一戸建ての売却をされているそうですが、半年たっても売却ができないので、任意売却で早く売却して縁を切りたいことの事でした。
一戸建てを事前に査定しましたが、売却価格と比べても決して高くもありません。
任意売却だと債務が残ってしまうので、とりあえずは通常の売却を行い、どうしても早期に売却したいのであれば、任意売却をされるのをお勧めいたしました。
また任意売却を行う際には、どこの不動産会社でもいい訳ではなく、専門に任意売却を行っている会社ではないと難しいこともご説明いたしました。
離婚の際にマイホームの住宅ローン問題が出る事が多くございます。
そのマイホームに住み続ける方へすべて名義変更して安心している方も多いのですが、名義と保証人は別問題です。
名義を変更しても保証人であり続けますので、離婚の際には、住宅ローンを誰か払うか?保証人をどうするか?を事前に協議が必要です。
また本来は、住宅ローンを組まれている場合に銀行の許可なく名義を変更してしまうと「期限の利益の喪失」になりかねませんのでご注意ください。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
TEL
0120-44-8398営業時間10:00-19:00 / 土日も対応しています