ご相談事例
不動産担保ローンで任意売却の回避 住宅ローン完済
投稿日:2017/01/14 更新日:2023/07/21
こんにちは、(社)任意売却公正協会 代表の高倉です。
横浜市緑区在住のご相談者は、収入減と奥様の病気により住宅ローン返済が厳しくなり、任意売却を行う予定でした。
不動産担保ローンのアイディア
ところが「不動産担保ローン」で融資を受け通常売却をすることになりました。
不動産担保ローンの担保物件は、奥様の瀬谷区にあるご実家です。
親御様が娘の家族の為と思い協力してもらいました。
ご実家は、一戸建てです。
すでに住宅ローンは完済していますがどのくらい評価が出るか問題でした。
〇一戸建ての内容
土地面積:100㎡弱
建物面積:85㎡
築年数:築31年(木造)
交通便:相鉄線の最寄り駅より徒歩10分
担保評価は、売却相場ではなく金融機関の評価になります。
評価方法は、金融機関によってことなりますが
- 市場相場
- 路線価
- 建築基準など法に適合する不動産か?
などを評価してさらに「掛け目」が加えられます。
これは、返済が出来なくなった際に、右から左に売却できる金額を設定されます。
また不動産競売になってしまっても、確実に回収できる貸出額になります。
例えば
1,000万円の評価だとして、掛け目70%とすると
1,000万円×70%=700万円です。
ご相談者のご実家は、希望500万円以上の評価が無事でました。
そこで緑区のご自宅は、通常売却だと不足400万円ぐらいでしたので、これで売却活動に入れます。
実際に不動産担保ローンでお金を用意するのは緑区の自宅を売却するタイミングですので、現時点は借りられるのが分かれば問題ありません。
これで緑区の一戸建てを売却活動に入ります。
早期に高く売却するのが当協会の役目です!!
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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