ご相談事例
某協会に任意売却の依頼をしたものの騙された![相談事例]
投稿日:2017/03/21 更新日:2023/07/24
こんにちは、(社)任意売却公正協会 代表の高倉です。
「某協会に任意売却を依頼したものの騙された」と言うご相談がありました。
ご相談者は、某協会に横浜市南区のご自宅を約2年前に任意売却を依頼されすでにご自宅を任意売却で売却済み。
任意売却が完了した際に 住宅ローン債務が約500万円ほど残ったそうです。
某協会のアドバイス
某協会の担当者は、残った住宅ローンについては 「返済義務があるものの家計が厳しくなったら払わないでいい」と教えられていたそうです。
ご相談者も任意売却後、約1年ほどは毎月1万円返済していたそうですが子供二人おり家計も厳しく、某協会のアドバイスもあったので返済をしなかったそうです。
返済をしなかったら一度、督促の連絡があった程度だったので「問題ないのだろう」とそのままにしていました。
そうして約1年ほど経過すると 住宅ローンの借入先から窓口が サービサー(債権回収会社)に移行されました。
窓口がサービサーに移行されても 特に問題はないですが、このご相談者に大きな問題が発生しました!
任意売却後に問題発生
ご相談者のご実家の土地は、ご相談者とお父様との共有名義になっておりサービサーはその土地に「仮差押」の登記を付けてきたのです。
ご相談者は、親御様から連絡が入り急いで某協会に連絡したものの某協会は、「返済をしないからだ」と返答。
ご相談者も「返済が厳しくなったら払わないでいい」と教えられたかだと文句を言ったところ、
某協会:「実家のことなど知らない」と言われてしまったそうです。
ご相談者は、どうすればいいか分からず当協会にご連絡を頂戴した訳です。
当協会では、任意売却を行う際に必ず確認する事項に「不動産の所有」があります。
某協会は、仕事(売上)にするために あえて聞かなかったのか?
もしくは、社員教育が手薄だったと思われます。
某協会は、以前も同じように任意売却後のトラブルでご相談を頂戴したことがあります。
某協会は大手なので一人あたりが担当するお客様が多く細かく対応できないのからも知れません。
今回のご相談者は、某協会と話しても無駄と思われ後日、私と面談することになりました。
今回は、某協会のトラブル相談でしたが 通常は、直接ご相談のご連絡を頂戴します。
他の方がどんなご相談をされているは、 「ご相談例」に掲載していますのでご参考にしてください。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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