ご相談事例

「裁判所から競売開始決定通知が届いた!」横浜市保土ヶ谷区からのご相談

こんにちは、(一社)任意売却公正協会 代表理事の高倉です。

横浜地方裁判所から「競売開始決定が届いてしまいどうしたらいいか?」とご連絡が入りました。

 

横浜地方裁判所から特別送達で届いた封書

 

ご相談者も初めて目にした「競売開始決定」です。

ご不安だと思い、本日の私の予定をずらしてご相談者のご自宅で面談することにしました。

 

ご相談者は、横浜市保土ヶ谷区の分譲マンションにお住まい。

65歳になり定年になり収入減、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅ローンの滞納が増えてしまい、ついに競売開始決定通知が届いたしまった状況です。

 

競売通知は、横浜地方裁判所から「特別送達」と言う郵便で送られてきます。

基本はご本人でないと受け取れませんので、ご相談者も郵便局の不在通知が入っており、差出人が裁判所だったので恐る恐る郵便局の時間外受付で書類を受け取ったそうです。

 

担保不動産競売開始決定

 

担保不動産競売開始決定の中身とは?

 

タイトルは、「担保不動産競売開始決定」です。

書類の構成は、

  1. 所有者の氏名、住所
  2. 事件番号  平成28年(ケ)第○○号
  3. 当事者目録
  4. 担保権・被担保権・請求債権目録
  5. 利息損害金明細
  6. 物件目録
  7. 最後に裁判所書記官の氏名と印鑑

 

担保不動産競売開始決定を簡単に説明

 

内容は、裁判所からの書類なので、こんな書き方ではありませんが、 債務者(ご本人)へ債権者(今回は住宅金融支援機構)の申立てにより、債権の弁済に充てるために、目録にあるあなたの不動産を競売にするから、差押えましたよ!という内容です。

続いて競売手続きをした流れが明記してあります。

いついつの日付けで抵当権を設定したし、登記もしてます。 元金、利息、損害金を請求したのに払わなかったでしょ。


だから競売にしましたよ!と続きます。

 

担保不動産競売開始決定が届く理由

 

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅ローンを1回や2回で競売通知は届きません。

通常、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅ローンだと6回(6カ月)滞納して、さらに「任意売却のおすすめ」などが届きますが、それを無視し続け初めて競売通知が届きます。

 

ご相談者は、家族に滞納している事を話せず、一人悩み苦しみ滞納回数を増やしてしまいました。

競売通知が届く前にご相談してくれれば、もっと良い方法をアドバイスもできたと思いますが残念ですが、今の状況から少しでも良い方法をご提案します。

 

担保不動産競売開始決定が届いた場合の対処法

 

ご相談者もご自身が住宅ローンを支払っていなかった自覚が当然あります。

ここままで進むと競売で処理されるか?もしくは任意売却で売却するか?の2つしか方法がありません。

2択の選択肢

  1. 競売で安く処理される。
  2. 任意売却で高く、有利に売却する。

ご相談者も債権者から送られてきている書類を見ていて、任意売却をしないといけないと思っていたそうなので、任意売却の説明や今後のスケジュールについて、じっくりお話しいたしました。

さっそく住宅金融支援機構になっている住宅債権管理回収機構へ連絡して任意売却に向け準備開始です。

 

ご相談者と債権者にもメリットがあるように任意売却を完了させたいと思います!

競売通知が届いてしまい動揺しているはずです、一人で悩まずまずお気軽にお問合わせ下さい。

 

TEL

0120-44-8398営業時間10:00-19:00 / 土日も対応しています