ご相談事例
横浜市のマンションを任意売却 「延滞金について驚く提示!」
投稿日:2016/12/07 更新日:2023/07/19
こんにちは、(社)任意売却公正協会「住宅ローン無料相談センター」 代表の高倉です。
横浜市神奈川区のマンションを任意売却された方は、債権者(金融機関)よりある提示がありました。
「住宅ローン750万を50万円を払えばゼロにする!」
住宅ローン返済が数回滞ってしまうと、「期限の利益の喪失」となり債務額すべてに延滞金が加算されます。
銀行にもよりますが約14%と高金利です。
横浜市のマンションを任意売却されたご相談者は、住宅ローンの延滞期間が長かったため元金約500万円に対して約750万円もの延滞金が加算されていました。
元金より延滞金の方が高くなっている状況でした。
15分の1の返済
ご相談者は、任意売却をして一部残った住宅ローンついて、その債権者(銀行)から「750万円の内50万円を払えば債務を無くす」と言う提示だったのです。
債務750万円の内50万円を払えばいいのですから、何と15分の1です。
自己破産しない裏技?
実はご相談者は、横浜市神奈川区のマンションを任意売却しましたが、住宅ローン以外にカードローンなどの借入が約500万円あったので、弁護士さんに間に入ってもらい自己破産を進めていました。
債権者(金融機関)からすれば自己破産で750万円をゼロにされてしまうなら、50万円でも払ってもらい少しでも回収しようと提示してきたのです。
ご相談者は50万円払って債務をゼロにしても他の借金もあるので、債権者からの提示を蹴り自己破産をしてすべての借金をゼロにしてしまいます。
やっぱり金融機関は、計算高いですね~。
任意売却をして債務が多く残ったとしても、債権者(金融機関)と交渉によっては少ない返済金額で債務を無くしてしまうことも実は多く有ります。
自己破産をせずに、債権者の提示を待つ方法もあります!
ご相談者は、自己破産の方が返済額が少なかったので進めてましたが、通常は自己破産をしたくない方が多いはずです。
自己破産をしないで済んだ事例もありますので「ご相談例」も参考にしてください。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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