ご相談事例
横浜市税を延滞したらどうなるのか? 【相談事例】
投稿日:2018/07/24 更新日:2023/07/31
こんにちは、一般社団法人任意売却公正協会 代表の高倉です。
「横浜市税の延滞があるとどうなるのか?」
ご相談者は、個人事業主さんで住宅ローンは延滞なく払えているものの固定資産税、健康保険料を延滞しており合計で120万円の延滞があるそうです。
横浜市神奈川区の所有されているマンションに「差押え」の登記が入ってしまいご不安になり電話をされてこられました。
横浜市は、税金回収に厳しく、関東一だと痛感しています。
地方税を滞納すると?
横浜市に限らず地方税を延滞するとどうなるか?を説明します。
①延滞金(延滞税)が加算される。
②差押え
③さらに延滞を解消できないと「公売」をされる。
①延滞金:税金を支払う納期限を超えてしまうと、翌日から延滞金が加算されます。
お金を借りたのと同じように本税以外に膨れていきます。 延滞金は14.6%(一昨年より下がりました)と非常に高く 住宅ローン金利と比べると何倍になるでしょうか?
②差押え:納税は「国民の3大義務」でもあり、行政は強い権利を持っています。 差押えができるのは、預貯金、不動産(戸建、マンション、土地)、給与、自動車、バイク、生命保険など
③公売:競売は聞いたことがあると思いますが、行政も不動産を差押えて強制的に売却することができます。
ご相談者には、これらの税金の延滞についてご説明しました。
「延滞金がかかるなら、カードローンで借りてしまった方が安いのでは?」と質問されました。
カードローンを勧める訳にもいかず、 「比較計算してみては?」と返答いたさしました。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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