ご相談事例
うつ病になり収入減、横浜市神奈川区のマンションを維持したい
投稿日:2016/11/16 更新日:2023/07/18
こんにちは、一般社団法人任意売却公正協会 代表の高倉です。
横浜市神奈川区からのご相談でした。
「うつ病になりカードローンなどで補てんしており任意売却が必要か?」
状況は
横浜市神奈川区のマンションに1人暮らしの宮野さん(仮名)は、約4年まえにうつ病になってしまい会社を辞めることになったそうです。
しばらくはショックで仕事を探すことも売却することも考えられなかったそうです。
傷病手当などでしばらくは、住宅ローン返済を続けられたそうですが、カードローンなどで補てんしながら生活されていました。
借入も多くなってしまい、体調も安定してきたので転職活動を行い無事見つかりました。
ただ収入は、以前の5分の3ほどです。
宮野さんは、カードローンやキャッシングの借金が約400万円に膨らみ、もう借入の枠がなくなってしまい当協会へ連絡されたそうです。
以前より、いずれ枠が無くなるのを分かっていながら相談する場所もなく、一人悩み苦しんでいたそうです。
ご提案
住宅ローンは延滞していないものの借金400万円があり返済ができないので自己破産になり、横浜市神奈川区のマンションは、任意売却で処分になってしまいます。
宮野さんは、今の家も気に入っており勤務先にも自転車で行ける距離なので、何とか神奈川区のマンションを任意売却で処分せず残したいとの事です。
そこで宮野さんには、債務整理の中の「個人再生」をご提案。
借金を5分の1程度に圧縮することができ、自自己破産と違いマイホームを残せるのが特徴です。
まずは借金返済を止めてもらうためにいつもお願いしている弁護士さんに同行しました。
弁護士さんより各債権者に「受任通知」を送付します。
これで借金返済はストップし、取り立ての連絡も一切こなくなります。
宮野さんは、うつ病と言ってもだいぶ良くなっているそうで、気持ちも安定している様子です。
仕事を頑張ってもらい、せっかくのマンションを維持してもらえばと思っています。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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