ご相談事例

競売の連絡があり、対策を教えて欲しい! その③

 

こんにちは、一般社団法人任意売却公正協会 代表の高倉です。

先日、横浜市磯子区の小西様(仮名)から「競売の連絡が入り、どう対策すればいいか?」とご相談を受け、早速横浜市磯子区のマンションを任意売却の開始をしましたが

 

「ところが!」

 

横浜市磯子区役所からマンションに税金の「差押え」が入ったと連絡がありました。

 

競売になると裁判所がマンションの登記簿に「競売開始決定」を付けますが、役所にも連絡が行くシステムです。

 

横浜市は、競売の連絡が入ると「差押え」をすぐに付けてきます。

 

理由は、固定資産税など滞納している場合に、滞納分を払う前にマンションを売却されてしまうと税金回収が厳しくなるため、行政機関は保全にすぐ付ける訳です。

 

これほど素早い行政は、横浜市以外にないと思います。

 

小西さんに確認すると、固定資産税の遅れが約1年分あったそうです。

 

小西さんから税金の滞納は、ヒアリングしており予想はしていましたが何と早いのでしょうか!

 

任意売却への弊害

 

税金差押えは、マンションの登記簿に入るだけなので売却に問題ないのですが、任意売却で購入者が現れても税金の「差押え」を外してもらわないと所有権移転できません。

 

さらに横浜市は、『滞納分+延滞税の全額』を納めないと、ぜったいに差押えを取下げてくれないので厄介です。

 

横浜市からすれば、「払っている人と不公平がでる」と言ってきますが、住宅ローンに困窮している人にもっと優しくするべきだと思っています。

 

横浜市磯子区の税金滞納課へ

 

小西さんと横浜市磯子区へ相談に行くことにしました。

 

横浜市と交渉しても何も変わらないですが、固定資産税の滞納計算書を作成してもらい滞納額の確認をしようと思います。

 

競売が開始されており任意売却の期間が余りないので、早期に売却できるようにできることを進めていきます。

 

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