ご相談事例
住宅金融支援機構から滞納分の一斉請求!
投稿日:2016/02/02 更新日:2023/06/28
「全額繰上償還請求予告(最後のお知らせ)」と言うタイトルの書面が、住宅金融支援機構(以下:機構)から届いたとご相談者からご連絡がありました。
ご相談者は、住宅ローンを5月分延滞していましたが、何とか頑張って遅れながらも支払っていたものの、この書面が届き驚いてご連絡を頂戴しました。
書類の内容は、住宅ローンの延滞が長期化しており、延滞分すべてを期日までに支払わないと「融資資金全額を一括請求する」
延滞回数4~5か月ある人に機構より一斉に送付しているそうです。
確かに書類を見ると「借主の個人名」ではなく「お客様各位」となっており、一斉に送付しているようにも思えます。
機構の借入れで延滞している相談者は、ざっと100人以上いたと思いますが、今回の書類を見るのは初めてです。
延滞分を少しでも回収するだけと思いましたが、書面の内容が「住宅の処分に着手」と競売をほのめかすような内容です。
機構は滞納が続くと競売に移行させるのか?まだ分りませんが、この書面通りに手続きが進むと競売にされる方が大量に増えるでしょう。
他のご相談者にも連絡を取り、対策を練らないとなりません。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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