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日本の教育では「お金」「住宅ローン返済」の授業がない
投稿日:2017/03/16 更新日:2023/07/24
こんにちは、(社)任意売却公正協会 代表の高倉です。
私は、日本FP協会のAFPの資格を保有しており、資格者には毎月「FPジャーナル」という冊子が送られきます。
今月号を見ていたところ、欧米では「金融教育」「金銭教育」の授業があるものの、日本はほぼ無いのが現状とのこと。
確かに学校で「お金」の授業を受けた記憶がありません。
あったとしても算数の授業でお買い物の計算程度で、お金の授業はまったくありませんでした。
アメリカと日本の子供を比較しても、金融用語の理解度、正解率も非常に低いデータがあるそうです。
これは学校で「お金」について授業を行ったかどうか?でほぼ決まるのではないでしょうか?
日本は、「お金」の話は、タブー、いやらしい、げんきんな奴と嫌う傾向が強い国民性です。
家庭でもお金の話しをしなかったのでありませんか?
家の家計状況も親しか知らず、子供はノータッチになっている家庭が多いのではないでしょうか?
学校で「お金」についての授業があれば、もっと気軽にお金について話せるようになるはずです。
また大人になってカードローン地獄に陥ってしまったり、住宅ローン返済難にならずに済むはずです。
当協会のお客様とのご相談内容は、ほぼ「住宅ローン返済の厳しさ」「カードローンなどの借金」についてです。
皆さま返済難になる理由は様々で、病気・交通事故などの突発的な理由もありますが、ほとんどが購入時の無理な返済計画です。
- 共働きで収入合算して購入、子供ができ奥様が退職して収入減
- 80歳完済で住宅ローンを組む
- 手持ち資金でゼロで諸費用も含めて住宅ローンを組む
などです。
若い時だとどうしても、「何とかなる」と思ったり、親御様がまだ若いのもあり、無意識でどこか頼ってしまっているからでしょう。
また国策によりマイホームを持たるために、住宅ローンのゆとりローン、ステップ返済などの商品を作り上げたのです。
国が住宅ローン返済難を作ったと言ってもいいと思います。
住宅ローン返済が厳しくなり、住宅ローン延滞が始まった方、カードローンで補てんしてる方は、すぐに動くことで状況を悪くしなで済むはずです。
住宅ローン返済が厳しくなっても相談する場所がなく、もっと気軽に相談できる窓口が必要だと思い社団法人を設立しました。
「住宅ローン無料相談センター」では、住宅ローン返済、借金問題の無料相談所ですのでお気軽にご相談ください。
相談するのは、勇気がいると思います。
他の方がどんな相談をしているかを「ご相談例」で確認できますので参考にしてください。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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