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いい加減な固定資産税。 その2
投稿日:2015/11/20 更新日:2023/06/20
前回の続きです。
前回、私が所有している戸建の固定資産税評価方法を区役所に質問したことをお伝えしました。
私の家は一戸建てで、道路より敷地が一段高くなっており擁壁があります。
擁壁は、斜めになっている(法面:のりめん)ので利用ができず、敷地全体に占める法面の面積によって土地評価は減額されることが分かりました。
・10~20%:5%減 ・20~30%:10%減
担当者から「法面の面積が分る資料がないか?」と聞かれたので、購入時の測量図におおまかな法面が記載されていたのを思い出し、後日持って行ったところ、担当者が私の土地を実際に見にきたようです。
結果は、評価額5%減の対象になり、翌年から固定資産税が約1,500円安くなることになりました!
ただこの土地は、もともと横浜市が所有していた土地なのです!
「なんていい加減な評価なんだ!」と思い、今まで払った税金を返金して欲しいと訴えましたが、納めてしまうと遡って返金できないとのこと。
税金を期限までに払わないと延滞金を当たり前に取るのに、いい加減な評価で取り過ぎた税金は戻りません! おかしいと思いませんか?
この事があってからお客様の不動産評価額について敏感になり、道路に提供したセットバック部分を課税され多く取られていた方もいます。
皆さまも評価額が正確かぜひ確かめてください!!
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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