ブログ
横浜拘置所にいる売主は任意売却できるか?
投稿日:2016/09/20 更新日:2023/07/06
こんにちは、
一般社団法人任意売却公正協会 代表の高倉です。
本日は、横浜市港南区にある横浜拘置所に行ってきました。
横浜市保土ヶ谷区にお住まいのご相談者が、逮捕され、さらに起訴されてしまったので、横浜拘置所に移監されてしまいました。
相談者の国選弁護人より、住宅ローン返済が厳しくなるのは目に見えているため、「自宅の不動産売却の手伝いをして欲しい」と連絡が入りました。
「拘置所にいても任意売却ができるか?」と思われますが可能です。
ただ本人が任意売却されるかの意思確認が必要ですので、横浜拘置所まで面会に行ってきました。
さらに任意売却がスタートして購入者が現れても買主さんへ所有権移転するには、司法書士さんの本人確認が必要なため、事前に司法書士さんも同席してもらい合わせて本人確認をしてもらいました。
本来は、司法書士さんへ出張の費用を支払わなければなりませんが、ご相談者の状況を考えてもらい無償で動いてもらえました。
これも普段協力していただいたいる司法書士さんだったからこそ動いていただけたと思います。
大変助かりました。
横浜拘置所での面会は、事前予約ができないため、当日の面会申請が必要です。
さらに1日1組までなので先に面会者がいると面会できませんので、朝一番に司法書士さんと打合せ面会をいたしました。
本人の任意売却と本人確認は、1分もかからず終わりましたが、
「家族はどうしているか?」
「家族は何か言っていたか?」
「自宅の売却は可能か?」
などを話しをしていると面会時間30分は、あっという間に終了してしましました。
家族に迷惑をかけたことを申し訳ないとおっしゃっており、深く反省しているのがひしひしと伝わってきました。
ご自宅の不動産を「早期」に「良い条件」で売却できるように協力させてもらいます!
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
TEL
0120-44-8398営業時間10:00-19:00 / 土日も対応しています