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住宅ローン返済を下げる ③借換え
投稿日:2015/10/25 更新日:2023/06/07
(社)任意売却公正協会 住宅ローン返済無料相談センターの高倉です。
住宅ローン返済を下げる方法③のご紹介です。
銀行から送られてくるローン残高を見て、まったく減っていないのに愕然とした方も多いのではないでしょうか?
ゆとりローンやステップ返済などを利用した方は、購入してから数年は元金がほとんど減らず、今もローン残高がたくさん残っているはずです。
一度借換えを行った方でも現在の金利は非常に低く推移していますので、再度、支払いを大幅に下げことができるチャンスです。
借換えメリットのある目安は、次の3点です。
- 金利差が1%以上ある。
- 借入れ残高が1,000万円以上ある。
- 返済期間が10年以上ある。
この3点が必要なのはなぜかと言うと、保証料、事務手数料、印紙代、登記費用の「借換え諸費用」が必要だからです。
この点を考慮して計算して下さい。
実際にどのくらい効果があるかを次の表にまとめました。
借換え後には、月々34,555円も安くなり、借換え費用に50万円必要でも総額約1000万円近くも差がでています‼
今まで借換えをしないで旧公庫融資などの固定金利のままだと、4%台で支払っている方が多くいらしっしゃいます。
現在の変動金利は、なんと1%を切る商品もありますので、かなりの効果が期待できます!
各銀行が貸出しを競争しあっており「借換え専用ローン」がたくさんあります。
金利差が1%なくても、なかには保証料がまったくかからない商品もありますので、金利差が少なくても計算をしてみる価値はあります。
どこで計算してくれるか?
インターネットで簡単にできます。
またどこの銀行に行っても、借換え用のパンフレットがありますので、気軽に銀行窓口に相談にいきましょう。
融資残高を増やしたいので、商品説明を一所懸命してくれるはずです。(借りる時は、親切ですね)
ただ借換えができない方も少なからずいます。
転職したばかりの方、自営業など収入が安定しない方、収入が大幅に減少した方などです。
転職予定の方や、収入が下がる見込みの方は、早めに相談に行き低い金利に借換えてしまいましょう。
借換えた後に転職してしまったり、年収が下がったりしても、銀行から文句は言われませんよ。
今まで、たくさん金利を払っているのですから、これからは、銀行をうまく利用すべきです!
ただ支払いを下げたいからと話してしまうと審査は通らないので注意してください。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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