ご相談事例
アパート投資に1億借りたのに建築できない!横浜市鶴見区
投稿日:2017/10/07 更新日:2023/07/28
こんにちは、(社)任意売却公正協会の高倉です。
アパート投資をしようと1億円超アパートローンを借りたものの、アパートの建築ができずに利息返済が厳しいと言うご相談でした。
ご相談者の詳細確認
現状を確認すると、横浜市鶴見区の駅より徒歩10分の斜面地(約1000㎡)を購入して新築アパートを建築予定。
アパートローン1億円借入れ、すでに傾斜地は、去年の9月に所有権移転済み。
近隣よりアパート建築に反対があり、工事に着手できない
アパートローンの返済状況
返済は、アパートが建築されるまで利息分として毎月20万円を返済中。
すでに1年以上経過しているので、毎月20万円×13ケ月=260万円返済!
すでに260万円を返済しているのもののアパートの建築は未定。
斜面地は、雑草が生えているだけ。
工務店が近隣対策を行い和解した?そうです。
工務店の不手際から他の工務店に変更に動かれたそうですが、この斜面地で建物200㎡を予定建築費で請け負ってくれる工務店が見つかんらないとのこと。
毎月20万円の返済もきつく、返済をどうすればいいか?
また返済ができなくなったらどうなるのか?
と言うご相談でした。
ご提案
- 予算内で建築できる工務店を探す
- 建築できたら売却してしまう。
- 土地のみの売却を行う
- 返済条件を金融機関と相談する
返済ができなくなると?
- 月額20万円が払えなくなり滞納すると、不動産担保競売でこのアパート用地を強制的に処分されお金を回収される。
- 競売で処理されても返済分に届かないと債務が残り、最悪はご自宅などを差押えられ、こちらも強制競売される可能性がある。
- 他に預貯金口座、給料、他の不動産なども差押えられることもある。
対したアドバイスではありませんが、せっかく購入できたアパート用地なので何とか建築しようと頑張ってきたそうですが、さすがに返済も厳しく。
建物が建築できても、日に日にアパート投資が不安になってきていらっしゃるようで、最悪のケースが分かっただけでも安心したそうです。
まず返済条件を金融機関と相談することをご提案。
また土地分を全額返済できるように買主を探すことを希望されたので、さっそく傾斜地でもアパート用地に購入する投資家や不動産会社に声をかけることにしました。
他の方がどんな相談をしているかは、ご相談例をご覧ください。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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