ご相談事例
横浜市建築助成公社の任意売却「代位弁済したら保証会社と直接連絡して!」
投稿日:2017/07/11 更新日:2023/07/28
こんにちは、(社)任意売却公正協会の高倉です。
横浜市西区のマンションを任意売却の予定しているご相談者がおり、横浜市建築助成公社の住宅ローンが6回延滞しました。
3カ月滞納しても連絡がなかったそうですが、住宅ローンを通常6回延滞すると「期限の利益の喪失」となり何もアクションを起こさないと競売になってしまいます。
横浜市建築助成公社へ任意売却の連絡をする
そこで私が横浜市助成公社に「任意売却をしたい」と申し出ました。
ところが「保証会社が入っているので任意売却については保証会社と連絡して」とのこと。
横浜市助成公社としては、毎月の住宅ローンで受け取る利息(収益)は、見込めないものの、残りの住宅ローン残高分すべて保証会社から代位弁済されるので金銭の負担がない訳です。
ですので横浜市助成公社としては、ご相談者が住宅ローンを払えなくなっても困らない訳です。
「来月、保証会社が代位弁済したら連絡がが行くの直接連絡してください」とだけ言われてしまいました。
横浜市建築助成公社へ任意売却の引き継ぎを依頼
こちらの連絡先を引き継いで欲しいと話したところ、引き継ぎはしていないので直接して欲しいとのこと。
余計な仕事を増やしたくないのでしょうね。
この内容をご相談者にお伝えしたところ横浜市建築助成公社の担当者とは、 「何年も住宅ローン返済について相談しながら頑張ってきたのにそんな物ですか?」と残念そう。
横浜市助成公社としては、頑張って少しづつでも住宅ローン返済させれば、利息が取れるので親身に話を聞いてくれ、少しづづ返済(利益)とさせていただけなのです。
ご相談者も吹っ切れたのか 「後は、任意売却をお願いします」とおっしゃっており任意売却成功へガンバリます。
保証会社から「代位弁済の催告書」が届くのと代位弁済したことの書類が届くので、到着したら連絡をしてもらうことを約束しました。
他の方がどんな相談をしているかは?「ご相談例」に掲載していますのでこちらを参考にしてください!
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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