ご相談事例
「任意売却とは?どんな方法が教えて欲しい」 横浜市保土ヶ谷区からご相談。
投稿日:2016/11/08 更新日:2023/07/14
(社)任意売却公正協会「住宅ローン無料相談センター」 代表の高倉です。
横浜市保土ヶ谷区の西村さん(仮名)より
「任意売却とは、どんな方法か?教えて欲しい」と電話相談。
西村さんとご相談する日程を決めファミレスで面談に。
初めてお会いするので、こちらは顔が分かりませんが、私の写真を見られていたので声をかけてもらいました。
さてご相談内容は、西村さんは、横浜市保土ヶ区のマンションに住んでおり、今後の住宅ローン返済に不安を持たれたため正確な任意売却について聞きたいというご希望でした。
・任意売却とは、どんな方法なのか?
・任意売却がご本人にとって必要か?
・任意売却の流れ
・任意売却のメリット、デメリット
西村さんの家計状況を確認すると、
ご主人様:63歳 会社員で月額収入約25万円 年金収入月額10万円
奥 様 :年金収入月額10万円
住宅ローンは、3本立て。
①住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)
②年金融資
③信販系
この当時のマンションだと多い住宅ローンの組み方です。
住宅ローン返済の合計:約18万円(管理費など含む)
住宅ローンの滞納はなく、貯蓄はできないものの、返済はできている状況です。
西村さんは、将来についてご不安になられており、
1.ご主人様が仕事を辞めることになると、住宅ローン返済は厳しくなるのが目に見えている。
2.保土ヶ谷のマンションを査定したところ、住宅ローン残高より低かったので、売却するには任意売却しかないのをご存知。
任意売却については、インターネットなどで調べていらっしゃいましたが、実際の「任意売却とは?」どうなのかなど、ご説明さえていただきました。
当協会のアドバイス
〇早めに任意売却をされ貯蓄できる家計にして、住宅ローン返済に悩まないで良い生活にする。
〇もう少し返済を頑張り、いずれ任意売却をする。
任意売却の相談先によっては、営利目的の為にすぐに任意売却をした方がいいと言われると思いますが、当協会は非営利団体なのでご相談者の気持ちを第一に考えています。
ご主人様の収入が無くなると住宅ローン返済はできなくなりますが、それからでも任意売却ができることを説明しました。
じっくりご家族で考えていただき、納得のうえ動かれるのがいいと思います。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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