ご相談事例
競売の連絡があり、対策を教えて欲しい!
投稿日:2016/10/30 更新日:2023/07/12
こんにちは、一般社団法人任意売却公正協会 代表の高倉です。
横浜市磯子区の小西様(仮名)よりご相談です。
「銀行から競売の連絡が入った。どう対策すればいいか?」
すぐに小西さんが住む横浜市磯子区のマンションへ伺いました。
小西さんは、お父さん、お母さんの3人家族。
この磯子のマンションは、16年前にお父さんが個人事業主と年齢のため住宅ローンが組めず、小西さんが代わりに住宅ローンを組んであげていました。
2年前にお父さんが亡くなったのを機にマンションにお母さんと同居し始めました。
お父さんが組まれた住宅ローンであれば「団体信用生命保険」で住宅ローンはすべてなくなりましたが、小西さんが組んだローンなので保険が利きません。
さらに不運なこと昨年に小西さんの会社が倒産してしまい、転職したものの収入が低くなり、住宅ローンのためにカードローンなどで補てんしていたそうです。
小西さんは、住宅ローンを滞納しており、ついに銀行から競売の通知がきてしまいご相談の連絡を頂戴しました。
競売になってしまうと元に戻すことはできません。
今後の対策としては、
①住宅ローン残債額の確認
②マンションの売却査定
③銀行が任意売却をさせてくれるか?
この磯子区のマンションの売却相場を確認したいのですが、事前準備していないので事務所に戻りさっそく査定です。
また銀行へ連絡をして任意売却をさせてくれるか確認したいのですが、銀行は、土日は完全に休みのため月曜の朝に連絡です。
今できる対策を行い、小西さんにとってメリットになる任意売却をしたいと思っています。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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