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横浜市簡易裁判所へ 「住宅ローンは延滞していないのに?」
投稿日:2016/10/25 更新日:2023/07/11
こんにちは、一般社団法人任意売却公正協会 代表の高倉です。
本日は、横浜市神奈川区にある神奈川簡易裁判所へ行ってきました。
神奈川簡易裁判所の場所は東神奈川駅から4~5分ほどで、「こんな場所にあったの?」と言ったぐらい駅に近い場所です。
神奈川簡易裁判所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1丁目11−1
045-321-8045
出向いた理由は、現在横浜市港北区のマンション売却をしているご相談者へ神奈川簡易裁判所から特別送達郵便で「支払督促」が届いてしまったためです。
マンションを所有しているご本人は現在病気になられ入院中のため、お母さまが書類を受け取り、さすがに不安になり連絡がきました。
支払督促の流れは、他のご相談者でも経験があるのである程度分かっていたのですが、
「家族が書類を受け取ってしまうと効力が発生してしまうか?」
と、事務所より近いこともあり確認してきました。
なぜ効力が発生するのを気にしているかと言うと、支払督促は、何もせずに判決が確定してしまうと「強制執行」ができるようになります。
現在売却中の港北区のマンションが差押えられ、最悪は強制競売をされてしまいます。
簡易裁判所の職員に質問を投げかけても曖昧な返答です。
それでも質問を投げかけると、家族が受け取ってしまうと「受け取った」と裁判所より債権者へ連絡が行ってしまうそうです。
家族が一度受け取ってしまうと、本人がそのマンションにいないことが分かっても公示などをして先に進んでしまうようです。
ご本人は、現在入院中のため住宅ローン返済は、傷病手当でなんとか延滞せずに返済中です。
お母さまは住宅ローンだけは延滞しなようにしていたので、なぜ裁判所から書類が届くのか理解できなかったそうです。
どうやらカード会社の借入れがあり延滞していたようで、ご本人と連絡が取れないので法的に動いてきた状況です。
お母さまも収入源がないためカード返済などを協力はできないとの事。
マンションが売却できれば住宅ローンを返済しても資金が残るので、カードローンも返済できます。
債務整理も平行しつつ、マンションの早期売却が必要になりそうです!
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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