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住宅ローンは、88歳完済?!
投稿日:2016/03/22 更新日:2023/07/03
「住宅ローン返済を何とかしたい」とご相談者からご連絡を頂戴しました。
ご相談者は、横浜市鶴見区にマンションを所有されおり、住宅ローンの借入先は、住宅金融支援機構(旧公庫)、年金融資、信販系ローンの3本立てです。
すべて固定金利のため毎月の返済額は、約14.7万、さらに共益費1.6万円あり、合計16.3万円を毎月支払っています。
驚いたのは、ご相談は返済が厳しかったため旧公庫に相談したところ、
住宅ローンの条件変更を勧められ35年返済を50年返済に延長してもらい返済額を下げています。
ただ延長してもらっているので完済時期は、平成58年までなのであと30年間の返済になります!
ご相談者は、現在58歳ですので、完済するのは88歳です!!
88歳まで毎月約16.3万円を払えるはずがありません!
旧公庫は、良くこんな年齢までの返済を承認したのか?不思議です!
いままでの最長完済年齢です。
また問題なのは、団体信用生命保険が80歳までで切れてしまい、ご主人様に何かあった際の生命保険がなくなってしまいます。
ご提案は、ご家族が奥様、息子様、娘様がおり、正社員でないそうですがみな様仕事をしています。
ただ、それぞれの生活費を稼ぐだけで、ほとんど住宅ローン返済に協力してくれず、ご主人様の給料だけで返済しているそうですので
「家族で協力し合ってください」とお伝えしました。
また「家族が協力してくれないなら、いずれ家を維持できないことを、家族にお話しすることも協力する」とお伝えしました。
家族が協力さえしてくれれば問題ないはずなので、協力してもらえることを願っています。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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