ご相談事例
離婚した元夫に返済させる!
投稿日:2015/12/21 更新日:2023/06/25
「離婚した元夫に返済させたい!」
横浜市神奈川区在住のご相談者は、3年前に離婚した元夫が住宅ローンを支払う約束だったものの返済を滞り、競売直前で奥様の親御様が住宅ローンを肩代わりしてくれたそうです。
その約800万円を元夫に支払わせる方法がないか?というご相談でした。
二人で購入したマイホームを離婚の際に、元夫は資産もなく慰謝料も払えず、妻と子供の生活場所としてマイホームの住宅ローンを払い続ける約束がしたものの、元夫が返済をしなくなるパターンが非常に多くあります。
中には、奥様と子供が生活している家が競売になってしまい、追い出されてしまったケースもありました。
離婚して数年は、約束した住宅ローン返済や養育費を払うものの、時間が経過すると家族だった気持ちが薄れてしまいます。
また新しい家族ができればその家族を優先してしまうのでしょう。
離婚前であれば公正証書にすることをお勧めすのですが、今回のご相談では過去のことなので、いつも協力してもらっている弁護士さんに相談したところ、代位弁済しているので元夫に返済させることができるそうです。
ただ時効があり10年間までとのことです。(商業的なものであれば5年)
奥様は時効になる前に取り戻そうと、ご紹介した弁護士さんに依頼され約800万円を回収するそうです。
取り戻したお金を使うと言うより、苦しめられたいい加減な元夫に、同じ気持ちを味あわせたいという復讐感を強く感じました。
【この記事を書いた人】
大学時代に自営業を営んでいた実家が競売直前に売却することなってしまった経験から「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。
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