住宅債権管理回収機構より「催告書」が届いてしまいどうすればいいか? ご相談事例

こんにちは、(社)任意売却公正協会 代表の高倉です。  

当協会のHPより(株)住宅債権管理回収機構より「催告書」が届いたので「どうすればいいか?」とご相談をいただきました。

 

住宅金融支援機構(旧公庫)の住宅ローンが延滞しており、催告書が届いてしまったそうなので、急きょ時間を作り面談することになりました。

住宅債権管理回収機構の催告書

住宅債権管理回収機構の「催告書」

 

催告書の内容とは?

●●様

「催告書」

平成●●年●月●日付金銭消費貸借抵当権設定契約証書に基づく貸付金については、再三の催告にもかかわらずお払い込みがありませんで、上記契約証書より下記貸付残元金の全部、並びに利息及び遅延損害金等を平成29年●月●日までにお払込み下さいますよう催告します。

上記期限迄にお払込みがない時は、やむを得ず法律上の手続きをとりますから予めご承知おきください。

残元金●●●●●円 平成29年●月●日

発信人:東京都文京区後楽1-4-10

独立行政法人住宅金融支援機構 上記代理人:株式会社横浜銀行

上記代理人:東京都新宿区水道町3-1  株式会社住宅債権管理回収機構 代表取締役 ●● ●●  

住宅ローン返済状況

ご相談の佐伯様(仮名)は、川崎市中原区の戸建てにお住まい。

住宅金融支援機構(旧公庫)より住宅ローンを借りていましたが、ご主人様が定年になり転職もすぐ出来たものの以前の収入の約半分近くに収入減。  

奥様もパートをして住宅ローン返済を頑張っていましたが、住宅ローンを6回滞納してしまい、住宅金融支援機構から委託された株)住宅債権管理回収機構より「催告書」が配達証明郵便で届いてしまいました。

佐伯さんは、住宅ローンを滞納していましたが、この催告書が届くまでに住宅債権管理回収機構より、催告書にもあるように予告をする延滞の電話連絡、ハガキ、通知が来ていたはずですが、この書類が届いてしまうと2択しか無くなります。  

住宅金融支援機構の2択とは?

  1. 競売で安値で処理される
  2. 任意売却で高く売却する

 何もアクションを起こさなければ、1で競売で処理されるだけです。

2を選択すれば、所有している戸建てをほぼ通常価格で売却をすることが可能です。

さらに売却できるまでの期間にもよりますが、引越し費用を準備することが可能です。  

ご相談者へご説明内容

佐伯さんが置かれている状況をご説明しました。

  • 何もしないと競売で処理される
  • 競売で処理された場合の流れ
  • 競売と任意売却との違い
  • この後のスケジュール

佐伯さんの選択は?

佐伯さんに時間をかけてじっくり説明させてもらい、佐伯さんは任意売却を選択されました。  

さっそく窓口になっている住宅債権管理回収機構へ「任意売却をする」ことを意思表示する書類に署名・捺印させていただきました。

この催告書にもあるように「法律上の手続きを取る」とあり、競売の手続きをかけられてしまい、任意売却ができなくなる可能性もあるので、早急に任意売却する意思表示を出す必要があります。  

任意売却の今後の流れ

住宅債権管理回収機構へ任意売却の申し出を行い受理されれば、任意売却の売却査定がされ、約1か月後に任意売却がスタートします。  

また佐伯さんは、住宅ローン返済のためにカードローン、キャッシングがあったので債務整理をご提案。

1社あたりの借入も少なかったことから、司法書士さんに依頼することにしました。

 

カードローンの返済が圧縮できれば、毎月の生活も楽になるでしょう。

司法書士さんに予約を取り、債務整理の相談に私も同席することになりました。  

ご相談者の感想は?

佐伯さんは、「たった一日で解決できた」「早く相談すれば良かった」とおっしゃっていただきました。 

もし滞納している状況でも早めにご相談いただければ、債務整理をするだけでマイホームを売却しないで済むかもしれません。

相談がご不安であれば「ご相談例」を掲載していますのでご参考にしてください。  

[この記事を書いた人]
高倉 由浩 (一社)任意売却公正協会 代表理事
大学時代に自営業を営んでいた実家を競売直前に売却することを経験し「住宅ローンについて相談する場所が必要!」と痛感し、非営利団体を設立し『住宅ローン無料相談所』を開設しています。