任意売却して破産します。

お客様に初回のご相談時に言われた一言は、

自宅を任意売却して、破産します!」

 

ご相談では、任意売却や破産することにに躊躇されるのが普通ですが、開口一番でこんな言葉を言われるのは始めてです。

 

他の会社で任意売却の相談をしたのかと思いましたが、ネットで勉強するぐらいでどこにも相談されていないとの事でした。

 

≪現状確認≫

築17年の分譲マンション所有 残債3300万円 市場相場1800万円

(相場との差額は1500万円あり、任意売却でないと売却できない事を認識されている)

 

ご夫婦2人家族+猫 ご主人年齢53歳 メーカー勤務 年収600万 住宅ローン月々15万円(共益費込)

 

奥様が病気になったりと予定外の出費もあり預貯金はゼロとのことですが、カードローンなど一切なし、住宅ローンの延滞もなし、何も不自由していない様に思われましたが、お子様がいないので、将来の老後は自分たちで備えるしかなく、ご夫婦お二人で相談し、老後の将来設計を考え決意したそうです。

 

以前は、年収800万円あったそうですが、会社全体で収入が減らされ、昔だったら今の年齢であれば年収1000万円は超えていたそうです。

 

定年は60歳。65歳まで契約社員となり収入は半分の300万円になるそうですが、現在でも預貯金がないので返済は無理。年金は月額30万円ほどになるそうですが、年金で無理して住宅ローンは払い続けたら、普段の生活ができないだろうと判断されたそうです。

 

また将来受取る退職金が1200万円あり、退職金を受け取ってから破産をすると没収されてしまうのをご存知で、子供がおらず誰にも頼れないので、何かあった際の為に貯金されるそうです。

 

 任意売却後は、破産で債務をゼロにしてしまい退職金を守り、賃貸に引っ越しをして定年までの7年間で貯蓄をして将来に備えるそうです。

 

「せっかく任意売却制度と法律で認められた破産制度があるので皆さん利用するべきだ」と、おっしゃっていました。